11/5（木）TOKYOプレミア2020作品『佐々木、イン、マイマイン』の上映前に、舞台挨拶が行われ、内山拓也監督、藤原季節さん（俳優）、細川 岳さん（俳優）が登壇しました。
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矢田部吉彦SP（以下、矢田部SP）：本当に魂を揺さぶる青春映画を東京国際映画祭でご紹介できることをとても光栄に思っております。それでは皆様から一言ずつご挨拶のお言葉を頂戴して参りたいと思うのですが、まず内山監督からお願いできますでしょうか。
 
内山拓也監督（以下、監督）：ありがとうございます。監督をしました、内山と申します。本日はご来場いただきましてありがとうございます。このソーシャルディスタンスの中でこの少し小さい劇場にはなっていますが、即日完売をいただきまして、熱量の高いお客様に囲まれて本日は幸せでございます。119分の、私の映画デビュー作となります。お楽しみください。よろしくお願いいたします。
 
矢田部SP：ありがとうございます。続きまして、藤原季節さんお願いいたします。
 
藤原季節さん（以下、藤原さん）：おはようございます。藤原季節です。今日は『佐々木、イン、マイマイン』を選んでいただき本当にありがとうございます。こんなに映画が好きな方たちに集まっていただいてみんなで『佐々木、イン、マイマイン』を観られるということが、今とても幸せです。僕自身も、『佐々木、イン、マイマイン』の撮影が終わってからは色々なことがあったのですが今ひとつ言える確かなことは僕も映画が好きだ、ということです。この『佐々木、イン、マイマイン』という映画は、映画には夢があるとか、映画にはロマンがあるとか、そういうことを恥ずかしげもなく言いたいというか、証明したいと言える映画です。今日は思う存分楽しんでください。よろしくお願いします。
 
矢田部SP：ありがとうございます。続きまして細川 岳さんお願いします。
 
細川 岳さん（以下、細川さん）：おはようございます。細川 岳と申します。本日はありがとうございます。この映画は物を作っている人に観てもらいたいとずっと思っていましたし、別にそうじゃなくて日々生きていてあー退屈だなとか、つまんないなとかそういうことを思う瞬間は結構たくさんあると思うのですが、自分次第では、自分が動けばなんだってできるということを証明したいなと思ってこの映画を作りました。今日ここに立てていることを本当にうれしく思います。よろしくお願いします。
 
矢田部SP：ありがとうございます。少しだけ私から皆様にご質問したいんですけども、内山監督。この作品の脚本を細川さんと数年間、3年間かけて書き込んでいらっしゃったという風に伺っておりますけど、改めてどのような3年間だったのか、そしてその3年間を経て改めましてどのような思いをこの作品に込められたか。少しだけお話しいただけますでしょうか。
 
監督：そうですね、脚本作りは僕の一番大事な作業にしているんですけれども、僕はこの3年間というか脚本作業は壮絶で、言葉にならないような思いがたくさんあるんですけど、細川 岳がこの前に、僕は内山と脚本書けて楽しかったと言っていたのが忘れられない言葉でして、そのために脚本を3年間、壮絶だと僕は思って書いていたのかなと、今矢田部さんに聞かれて思います。それを経て今、ちょっと質問と違うかもしれないのですが、『佐々木、イン、マイマイン』はとてもとても小さな小さな世界を描いている映画なんですけれども、そういう小さな感情だったり人々だったり、そういう、人たちの目に見えないような、埋もれてしまうような人たちを描くことでしか世界には行けないというか、そういうものなのかなと常々思っているので、『佐々木』は今一緒にみんなで羽ばたけるのかなと思うと感慨深い気持ちになります。
 
矢田部SP：ありがとうございます。上演前の舞台挨拶、時間が限られておりますので以上でコメントの方は終了させていただきます。ただ、上映後のQ&Aで皆様戻ってきてくださりますのでそこでたっぷり細川さん、藤原さんにもお話しいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。