東京国際映画祭 チェアマン チェアマン/フェスティバル・ディレクター
安藤 裕康

新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、多くの映画祭が中止・延期・縮小を余儀なくされています。
私たちも、本年の東京国際映画祭を実施すべきかについて真剣に悩み、議論を重ねました。

コロナウイルスの拡大を阻止しながら経済活動の発展を目指すという社会の大方針は当然ですが、同時に感染症との戦いに立ち向かっていく上で、私たちの心に潤いと勇気を与えてくれるものも必要でしょう。
それこそが文化芸術であり、特に多くの人々に親しまれている映画が果たす役割は大きいと思うのです。
そこで私たちは、感染症対策に十分な措置を講じながら、リアルな映画祭を開催し、お客様に映画館で映画を見る喜びを再認識して頂きたいと決断致しました。内外の映画界とも協力して国際的な連帯を深めながら、映画の力を結集していきたいと考えています。

もちろん今年は多くの制約があり、様々な工夫が必要となります。海外の審査員やゲスト、ジャーナリストの方々をお招きするのが難しいことから、インターナショナル・コンペティションに代えて内外の秀作をひとまとめにした「TOKYO プレミア 2020」部門を創設したのもその一つです。オンラインの効果的な活用にも取り組んでまいります。

そして、コロナ禍を超えて新しい映像文化を創造していくために私たちは何をなすべきか、そういう対話の場も企画しています。
今年も皆様方のご支援とご協力を切にお願いする次第です。

第33回東京国際映画祭
チェアマン
安藤 裕康
安藤 裕康(あんどう ひろやす) 略歴

1944年生まれ。1970年に東京大学を卒業後、外務省に入省。外交官として米国、フィリピンや英国での勤務を経て、内閣総理大臣秘書官、在米国日本大使館公使(特命全権)、中東アフリカ局長、在ニューヨーク総領事(大使)、内閣官房副長官補、駐イタリア特命全権大使等を歴任。2011年10月より、国際交流基金理事長として、外国との文化交流に取り組んでいる。

東京国際映画祭 フェスティバル・ディレクター チェアマン/フェスティバル・ディレクター
久松 猛朗

第33回東京国際映画祭は、新型コロナウイルスの影響で、世界中の映画祭が中止あるいはオンラインでの開催に移行するなか、フィジカルに開催することといたしました。映画は映画館で他の多くの映画ファンと一緒に楽しんでいただくのが基本ですし、映画祭は開催するその都市の魅力とともにあるという思いからです。

一方で、海外からのゲストをお招きするのが難しいなか、監督や俳優とのQ&Aではオンラインを活用することで、より多くの作品ゲストにご参加いただき、これまで以上に多くの映画ファンにその様子を楽しんでいただけるようになりました。

また、これまでのコンペティティブ3部門に代わる世界の新作ショーケース部門「東京プレミア2020」では、32本中25本がワールドプレミア、23本が長編監督3本以内、うち12本が長編初監督作品となりました。
これまで以上に東京でお披露目となる作品を楽しんでいただき、これまで以上に多くの新しい才能との出会いを期待していただければと思います。

第33回東京国際映画祭
フェスティバル・ディレクター
久松 猛朗
久松 猛朗(ひさまつ たけお) 略歴

1954年山口県下関市生まれ。78年松竹株式会社に入社。宣伝プロデューサー、映画興行部・番組編成担当等の勤務を経て86年にアメリカ松竹「リトル東京シネマ」の支配人となる。89年に東京へ戻り、興行部次長に就任。94年タイムワーナーエンターテイメントジャパン株式会社に入社し、ワーナーブラザース映画の営業本部長となる。その後、松竹株式会社に再入社し、2001年取締役映画部門&映像企画部門を担当。03年に常務取締役に就任する。06年株式会社衛星劇場 代表取締役社長を経て、10年ワーナーエンターテイメント・ジャパン株式会社に再入社。ワーナーブラザース映画 副代表となる。現在はマイウェイムービーズ合同会社 代表。

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