登壇した誠直也
第33回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション」部門で、スーパー戦隊シリーズの生誕45周年を記念し『
秘密戦隊ゴレンジャー』が11月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、アカレンジャー(海城剛)役の誠直也がトークショーを行った。
東映まんがまつりで上映された『
秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃』『
秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』『
ジャッカー電撃隊VS秘密戦隊ゴレンジャー』の3作品を厳選。スーパー戦隊シリーズの第1作で、当時は2年間放送されるほどの人気を呼んだが、誠は「(ヒーローが)5人集まるのも初めてだし、制作サイドも手探りで最初の3カ月は全く反応がなかった。これは1年ももたないなという雰囲気だったが、半年くらいたつと辺ぴなロケ場所にも親子連れが見に来るようになった」と振り返った。
現在の戦隊シリーズは若手俳優の登竜門としてオーディションが行われるが、当時は東映から直接オファーがあったという。誠自身、『仁義なき戦い 頂上決戦』など実録やくざ路線を中心に活躍していたため、「対象が子どもだと思うと最初は要領が分からなかった。大人の考えでやっちゃいかん。割と単純に喜怒哀楽を出すことを意識して演じた」と明かした。
特に爆破シーンのロケには苦労したという。五寸玉の爆薬にガソリンを入れた袋を置いて燃やすパターンと、セメントを置いて噴煙飛ばすパターンの2種類があったそうで「仕掛けている場所は分かっているけれど、噴煙が落ちてくると前が見えなくなって、バイクで走っていると転んで足の陥没骨折や爆薬で髪の毛が燃えることも度々あった」との武勇伝に、観客からは感嘆のため息が漏れた。
それでも、「40年以上も形を変えて続くとは想像できなかった。この場で話しているのも不可思議だけれど、うれしいね」と感慨深げ。そして「恥ずかしいところもあるけれど、楽しんでほしい」と詰めかけたファンに呼び掛けた。
第33回東京国際映画祭は11月9日まで開催される。
登壇した誠直也
第33回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション」部門で、スーパー戦隊シリーズの生誕45周年を記念し『
秘密戦隊ゴレンジャー』が11月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、アカレンジャー(海城剛)役の誠直也がトークショーを行った。
東映まんがまつりで上映された『
秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃』『
秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』『
ジャッカー電撃隊VS秘密戦隊ゴレンジャー』の3作品を厳選。スーパー戦隊シリーズの第1作で、当時は2年間放送されるほどの人気を呼んだが、誠は「(ヒーローが)5人集まるのも初めてだし、制作サイドも手探りで最初の3カ月は全く反応がなかった。これは1年ももたないなという雰囲気だったが、半年くらいたつと辺ぴなロケ場所にも親子連れが見に来るようになった」と振り返った。
現在の戦隊シリーズは若手俳優の登竜門としてオーディションが行われるが、当時は東映から直接オファーがあったという。誠自身、『仁義なき戦い 頂上決戦』など実録やくざ路線を中心に活躍していたため、「対象が子どもだと思うと最初は要領が分からなかった。大人の考えでやっちゃいかん。割と単純に喜怒哀楽を出すことを意識して演じた」と明かした。
特に爆破シーンのロケには苦労したという。五寸玉の爆薬にガソリンを入れた袋を置いて燃やすパターンと、セメントを置いて噴煙飛ばすパターンの2種類があったそうで「仕掛けている場所は分かっているけれど、噴煙が落ちてくると前が見えなくなって、バイクで走っていると転んで足の陥没骨折や爆薬で髪の毛が燃えることも度々あった」との武勇伝に、観客からは感嘆のため息が漏れた。
それでも、「40年以上も形を変えて続くとは想像できなかった。この場で話しているのも不可思議だけれど、うれしいね」と感慨深げ。そして「恥ずかしいところもあるけれど、楽しんでほしい」と詰めかけたファンに呼び掛けた。
第33回東京国際映画祭は11月9日まで開催される。