2020.11.02 [イベントレポート]
松本梨香、生涯「ゲットだぜ」宣言 TIFF『ミュウツーの逆襲』上映で“ポケモン愛”爆発
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劇場版最新作『ココ』の話題も!

第33回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門の特集「『劇場版ポケットモンスター』の世界」で11月1日、シリーズ第1作『劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』が上映。主人公サトシ役の松本梨香、湯山邦彦監督、エグゼクティブ・プロデューサーの久保雅一氏が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

1998年に公開された今作は、“幻のポケモン”ミュウの化石から人間の手によって作られたミュウツーが、自らのアイデンティティに苦悩し、人間たちへの復讐を企てる物語。松本は、今作の公開当時を振り返り「23年前になります、この映画……」と話し出すも、直後に「ポケモンゲットだぜ!」と決め台詞を披露するという大サービス。拍手が沸き上がる客席に向け、「「ゲットだぜ」を日本のなかで一番言ってきたんじゃないかと自負しております。『ミュウツーの逆襲』が映画館で見られることがうれしいです」と笑顔をはじけさせた。

松本のサービス精神と“ポケモン愛”はこれにとどまらず、「東京国際映画祭に選ばれて、みんなで映画館で『ミュウツーの逆襲』を見るということ、コロナ禍のなかご挨拶させていただけることに感謝だし。これからも一生懸命みんなが喜ぶことをやっていけたらいいなって」と観客に思いを伝えると、「「ゲットだぜ」って死ぬまで言っていこうと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!」と“生涯ゲットだぜ宣言”も飛び出した。

また12月25日に公開を控えるシリーズ最新作『劇場版ポケットモンスター ココ』の話題もあがった。本部門のプログラミング・アドバイザーを務める、アニメ評論家の藤津亮太氏に「新作『ココ』について何か一言」と求められた松本は、「『ポケモン』は泣かせて、笑わせて、みんなが笑顔で帰れる作品なのでぜひ見てください。特にお父さんはぐっときてしまうところがいっぱいあると思います」とアピール。久保氏も「僕は(劇場版シリーズ)14作目までプロデューサーをやっていたんですけれども、今回の『ココ』という作品は、僕たちが大事にしてきたものを「ポケモンGO」の時代のなかでしっかりと守って、育ててくれたなということがわかる映画になっている」と太鼓判を押していた。

第33回東京国際映画祭は、11月9日まで開催。
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