2020.09.29 [トピック]
国際交流基金アジアセンターとの取り組み

国際映画製作者連盟公認の映画祭として、日本を含む、アジアを中心とした若手クリエイターの発掘と支援を推進する「東京国際映画祭」。アジアに生きる隣人としての共感、共生の意識を育むことをミッションに、日本と東南アジアを中心に様々な文化交流事業を展開する「国際交流基金アジアセンター」。このふたつの機関は2014年からアジアに焦点をあてた映画交流の取り組みを続けて参りました。しかし本年、映画をめぐる環境は世界規模で大きな困難に直面しています。映画を作る形、映画を観る形は今までにない変化を求められてゆくことでしょう。このような中で、東京国際映画祭と国際交流基金アジアセンターは、アジアの映画人が対話により相互の理解と絆を深め、これからの映像文化を考察するための新たな試みとして、トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」を開催します。また、アジア映画の秀作を多数上映し、アジアの多様な魅力を伝えます。
 
国際交流基金アジアセンター X 東京国際映画祭 co-present
トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」

11月1日から8日までの8日間、日比谷の特設会場から、アジア各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのオンライン・トークを毎日発信します。今回の新たな取り組みは、世界的に活躍する是枝裕和監督が発案し、検討会議メンバーと共に企画。当初は、各国の映画人が自由に交流できるリアルなラウンジを構想していましたが、今年はオンライン形式となり、豪華ゲストが様々なテーマでトークを展開します(通訳あり)。国を越えた人の移動が制限され、映画の製作、上映、そして映画人同士の交流や協働のあり方が従来と全く異なる状況にある中、アジアの映画人たちは今、何を思うのか、何処を目指すのかを語り合います。またライブ配信の特性を活かし、世界中からの質問も受け付けます。
⇒トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」のラインナップはコチラ
国際交流基金アジアセンター
 
アジアの魅力を伝える多様な映画作品の上映
・「TOKYOプレミア2020」部門、「ワールド・フォーカス」部門で魅力あふれるアジアの映画を多数上映し、アジアの多様で豊かな映画文化を紹介。
・国際交流基金アジアセンターが手がける東南アジア映画修復事業の一環として、ヤスミン・アフマド監督(マレーシア)の名作『ムクシン』(06)を4Kデジタル修復し、世界初上映。
・アジア映画とその背景にある豊かな文化の魅力を紹介する特別冊子「CROSSCUT ASIA SPECIAL」を東京国際映画祭会場で無料配布。
 
国際交流基金アジアセンター公式サイト⇒jfac.jp

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